いざ つま恋へ (その3)

南ゲート前では、今回のコンサートのPR車として活躍したボンネットバス“TSUMAGOI号”が展示してあった。

福山自動車時計博物館からはるばるやってきて、8月初旬には東京都内でも巡回していた。

「通路から撮影はしないで下さい」と言われ、走っていってパチッと撮って戻ってくる。

万事がこの調子で慌てて撮影するので、自分の指が写ったり、ピンボケだったり他人のお尻を写したりしている。

ゲートをくぐって指定されたブロックのリストバンドをもらう。気持ちが高ぶってきたのかこのボタンが上手くしめられない。

さぁ少し早足になり、いざ多目的広場へレッツ!ゴー・ゴー・ゴー♪と思ったら少し経って また足止めされる。

そうなのだ開場は10時なのである。時間がある。道路傍らに座れる場所みつけ、ちびっこ広場辺りでしばし休憩となった。

その時間を利用して、関係者がパンフレットや双眼鏡を台車に載せて売りに来ている。

だんだんと陽射しも強くなり眩しいので、サングラスでもと思ってケースを開けたら、入ってなかった。

日焼け止めも忘れて同行のMさんに借りる。雨のことばかり心配していて、まさかこんなに晴天となるとは・・・・・

そろそろ携帯メールチェックをしようと思ったら、キーロックが掛かって見られない。

こんなことは今までなかった。知らないうちに押したり触ってそうなったのだろう。

電話も何本か掛かってきているようだ。

あせる村崎。解除するには・・パスワードは何だっけ?ますますあせる。

冷静になってよく考えてごらん っともう一人の自分が言う。されどあせる。

この間の時間の長かったこと・・・とにかくなんとかロック解除はできた。同行者の皆さまにはお騒がせしてすみません。

さぁ、そろそろ動き出しそうである。また列を作って並ぶこととするか。

そのうちに、あきらかにイチローファンだと思われる男性から「どんなお仲間ですか」っと声を掛けられる。

私たちが、不思議な4人組に見えたのだろう。同行者のFさんは、海外から参加なのでまた周りの人から注目される。

おそろいの手作りワッペンやうちわも注目され、気のいいRさんは、余分に持っているうちわをプレゼントしていた。

同じ拓郎ファンでネット上の話題も出てきて、短い時間であったが交流があり、いい雰囲気であった。

私設ファンサイトでもファンが沢山集まる窓口的な掲示板は、時々荒れることもあるがその影響力は偉大である。

誰一人列を乱す人はいない。だって先に走ることなんてできないほど人・人・人・人が一杯なのだ。

でも確実に会場には近づいている。

上空を飛ぶヘリコプターを見上げながら、歩きながら胸躍らせる私であった。

           続く

つま恋2006トップへ